プログラミング教育のねらいとは、論理的思考力を育むこと
こんにちは、教室長の中村です。
2018年も11月となりました。
「光陰矢の如し」と言われますが、まさにその通りだなと痛感する今日この頃です。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
2020年から小学校でプログラミング教育が導入されるというニュースがある中で、世間でもプログラミングに対する関心が高まっているように感じます。
そんな世間の関心をよそに、まだまだプログラミングという事に関してよく分からないという声もたくさんお聞きします。
そこで、今回はプログラミング教育のメリットをお伝えしたいと思います。
最初に結論から申し上げますと、プログラミング教育のメリットは「論理的思考力が身につくこと」となります。
これは、将来役に立ちそうな力ですね。
それでは、ここからもう少し詳しく見ていきたいと思います。
まず、皆さんは、プログラミングと聞いてどんなことをイメージするでしょう?
多くの方は、パソコンの前に座って、ひたすらよく分からない文字を打ち込むというイメージを抱かれるのではないかと思います。
そして、プログラミング教育というのは、そのよく分からない文字の打ち方をひたすら教えるというイメージが強いかと思います。
しかし、2020年から始まるプログラミング教育では、そもそもプログラミングの技能自体を学ぶとは書かれていないのです。
文部科学省で新学習指導要領と同時に公示された「学習指導要領解説」では、小学校でプログラミングに取り組むねらいを以下のように記載しています。
「その際、小学校段階において学習活動としてプログラミングに取り組むねらいは、プログラミング言語を覚えたり、プログラミングの技能を習得したりといったことではなく、論理的思考力を育むとともに、プログラムの働きやよさ、情報社会がコンピュータをはじめとする情報技術によって支えられていることなどに気付き、身近な問題の解決に主体的に取り組む態度やコンピュータ等を上手に活用してよりよい社会を築いていこうとする態度などを育むこと、さらに、教科等で学ぶ知識及び技能等をより確実に身に付けさせることにある。」
「プログラミング言語を覚えたり、プログラミングの技能を習得したりといったことではなく」と明確に記載されていますね。
そして、ねらいをかみ砕いて言うと、以下の3点に集約されているかと思います。
・論理的思考力を育むこと
・コンピュータをうまく活用して、様々な問題を解決できるようになるための態度を育むこと
・教科での学びをより確実に身に着けさせること
長くなってしまったので、今日はここまでで、次回続きを書こうと思います。
プログラミングキッズでは、論理的思考力も含め、21世紀を生き抜く力として、6Cを定義しています。
もし、関心がある方は、ぜひ体験会に一度参加してみてください。