プログラミングとは、コンピューターへ正しく命令を伝えること
こんにちは、教室長の中村です。
だんだんと寒くなってきた今日この頃ですね。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
前回は、プログラミングのメリットとして、論理的思考力が身に着くという話をしました。
今回は、プログラミングでどうやって論理的思考力が身に着くかという話をしたいと思います。
まず、プログラミングというのは何かという話しからしたいと思います。
プログラミングというのは、コンピュータを動かすための命令の事を言います。
プログラミングというとイメージしにくいかもしれませんが、プログラムというと何となくイメージしやすいかもしれません。
プログラムというのは、「映画・演劇・コンサートなどの演目や曲目、あらすじや解説などを書いた表や小冊子。」の事を意味します。
つまり、発表されるものを順番に記載したものですね。
これは運動会や発表会でよく目にするので、なじみがある方も多いのではないでしょうか?
同じように、プログラミングというのも、コンピュータに対して、順番に命令を実行することを言います。
ただし、コンピュータにはコンピュータの理解できる言葉があるので、それぞれ理解できる言葉を使う必要があります。
これをプログラミング言語と言い、C言語、Java、Python、PHP、・・・・と様々な種類があります。
今回は、プログラミングキッズの教室の中で子供たちに教えているEV3に関して、実際のプログラムを見ていきたいと思います。
EV3とは、レゴが作った組み立て可能なロボットの事を言います。
プログラミングをすることで、このロボットを動かすことが出来ます。
まず、以下が使うブロックです。
このブロックを組み合わせてプログラムを作ります。
例えば、上のブロックを使って、下のコースを「S」から「G」までEV3を動かす場合、どのようにブロックを並べたらいいでしょうか?
正解の1つの例は、以下になります。
他にも、ジグザグに進んだり、やり方を知っている子は斜めに進んだり出来ます。
それでは、この時、子供たちはどう考えてプログラミングをするでしょうか?
大体、以下のような順番で考えると思います。
- スタートからゴールまで、どういう道順で行ったらいいんだろう?
- 考えた道順で進むには、どのブロックを順番に並べたらいいんだろう?
最初に計画を立てて、それを実行するという流れになると思います。
先ほど、皆さんにも考えて頂いた通り、これは色々なコースを通ってゴールに行けるので、最初にそれぞれどのコースでゴールに向かうかを計画します。
そして、進むコースが決まったら、今度は準備された4つのブロックをどう並べたら計画通りに進められるかを考えます。
そして、その通りにブロックを並べてみて、実際に思い通り動くかを確かめます。
とても簡単そうに見えますが、やってみると意外にすんなり出来ない子が多いです。
例えば、最初に計画せずにいきなりブロックを並べようとしてうまくいかない子や、進むコースは合ってるけど、使うブロックが違う子などが多くいます。
見ていただいて分かるように、ゴールまでEV3を動かそうとすると、きちんとコンピューターに命令してあげないといけません。
間違った命令をすると、間違った命令の通りに動きます。
そして、正しく命令をするには、論理的に考える必要があります。
このように、プログラミングをすることで論理的に考える力が身に着きます。
プログラミングキッズでは、このように論理的思考力を育むミッションを多数用意しています。
もし、関心のある方は、ぜひ一度体験会に参加してみてください。