プログラミングキッズ卒業生の紹介 | プログラミングキッズ


プログラミングキッズ卒業生の紹介

2022年3月25日

プログラミングキッズのコースの流れ

プログラミングキッズの生徒は毎年、進級していきます。ベーシックコースからベーシックコース2年目、アドバンスコース、アドバンスコース2年目、実践コースという形で進んでいきます。入会したときの学年にもよりますが、コース全体では4年から5年で実践コースまでを修了します

小学6年生で実践コースを修了する場合もあれば、小学4年生、5年生で実践コースを修了する場合もあります。小学5年生で中学受験などで残念ながら卒業する生徒もいますが、多くの生徒は、実践コース修了後、系列のコードオブジーニアスに進級します。毎年、約6割から8割程度の生徒がコードオブジーニアスに進級します

コードオブジーニアスは中高生対象のプログラミングスクールです。基本的には中学生以上の生徒が対象ですが、プログラミングキッズから進級する生徒に関しては、小学生も受け入れています。プログラミングキッズからコードオブジーニアスに進級した生徒は、中学1年生もいれば、小学6年生、小学5年生もいます。小学4年生の時に実践コースを修了した場合、小学5年生からコードオブジーニアスに進んでいます

コードオブジーニアスでの学習

コードオブジーニアスでは、テキストプログラミングを学習します。テキストプログラミングは、スクラッチのようなブロックプログラミングとは異なり、文字、記号を入力することでパソコンを操作させるためのプログラミングです。コードオブジーニアスでは、JavaScript、Unity、C#、Pythonなどの言語を順番に学習しています

JavaScriptでは、2Dのゲーム作成を目指して学習します。JavaScriptの基礎文法、ゲームの仕組み、物理エンジンを利用したゲーム作成、サンプルのゲーム作成などの学習を経て、オリジナルゲーム作成を行います。Unityでは、3Dゲームの作成を中心に進みます。Unityの基礎学習、各種3Dのサンプルゲーム作成、C#の基礎文法、C#を利用したゲーム作成などを経て、オリジナル3Dゲーム作成に挑戦します。その後、Pythonというプログラミング言語を利用したウェブアプリケーションを作成する学習に入ります

卒業生の作品紹介

プログラミングキッズの過去の卒業生を紹介します。たくさんの卒業生がいますが、卒業生の様子、コードオブジーニアスでの学びの様子、コードオブジーニアスで作った作品などを一部紹介します。

鬼ごっごゲーム

小学5年生で実践コース修了。小学6年からコードオブジーニアスに進級。JavaScriptを学習後のオリジナルゲームです。
制作者:小学6年生(制作時の学年)
製作期間:3か月
ゲーム内容:敵が追跡するシンプルなゲームです。プレイヤーは敵から逃げます。プレイヤーが敵につかまるとゲームオーバーです。スターを集めるとスコアアップします。
寸評:プレイヤーがHPとなるライフがあります。鬼ごっごのゲームです。複数の敵が登場してきて、それぞれの敵が異なる移動パターンになります。移動パターンを上手に作ることができました。敵がプレイヤーを追跡する動作を作ることに苦戦しました。追跡の動作は考え方が難しいですが、粘り強く取り組みました。
URL:鬼ごっごゲーム

横スクロールゲーム

小学6年生で実践コースを修了。中学1年からコードオブジーニアスに進級。JavaScriptを学習後のオリジナルゲームです。
制作者:中学2年生(制作時の学年)
製作期間:4か月
ゲーム内容:横スクロールのアクションゲームです。3ステージ制です。1面、2面と進み、その後3面ではボス敵します。ボス敵を倒すとゲームクリアになります。
寸評:複雑なゲームステージを作りました。ステージが迷路のようになっており、プレイヤーの動作、マップの仕組み、敵の作成個所などを苦心しました。最後のボス敵の動作パターン、ボス敵との戦闘処理に時間がかかりました。3個のステージ、ボス敵などを含めて、大量のプログラムを作成しました
URL:横スクロールゲーム

ジャンプゲーム

小学6年生で実践コースを修了。中学1年からコードオブジーニアスに進級。JavaScriptを学習後のオリジナルゲームです。
スペースキーでジャンプ
制作者:小学6年生(制作時の学年)
製作期間:3か月
ゲーム内容:アングリーバードと同じようなゲームです。スペースキーでプレイヤーとなる戦闘機がジャンプします。戦闘機が障害物となるパイプの間を抜けていくゲームです。パイプを抜けていくとスコアアップします
寸評:ゲームの発想自体はアングリーバードからきています。物理エンジンの仕組みを見事に生かしたゲームです。プレイヤーの戦闘機は前後左右に移動するわけではなく、スペースキーでジャンプするような動きだけを行います。左右に移動しているわけではありませんが、背景画像、パイプが移動することにより、横スクロールの仕組みを実現しています。パイプがプレイヤーの位置を超えたら、スコアアップする仕組みを実現することに苦戦しました。このゲームはいわば無限スクロールのゲームなので、パイプを無限に表示し続ける処理の考え方に到達するまでが難しかったです。なによりも、このゲームの難易度が高いです。
URL:ジャンプゲーム

アイディアを形にする

いろんなゲームなどの作品を作っています。ゲーム自体はスクラッチでも実現可能なゲームもあれば、テキストプログラミングならではのゲームもあります。テキストプログラミングなので、しっかりと文法を理解すること、ゲーム作成の仕組みを習得することが必要です。しかし、何よりも大切なのは、自分のアイディアを形にすることが大切です。そのためには、「創造性」が欠かせます。いずれの生徒もプログラミングキッズでの学習を通じて、自分で考えたものをどのように作品にするのかを経験してきたことが、活かされています。

今後も、プログラミングキッズ卒業生の作品を随時紹介していきます。プログラミングキッズの卒業生の皆さん、がんばれ~


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