スクラッチを使ってみよう ~ 9. もし〇なら(1) ~
こんにちは、プログラミングキッズです。
ここでは、スクラッチ(Scratch3.0)の使い方について紹介します。
今回は、「もし〇なら」の使い方をお伝えします。
開発画面を開く
まずは、スクラッチの開発画面を開きましょう。
https://scratch.mit.edu/projects/editor/
条件分岐について
スクラッチには、「もし〇なら」ブロックがあり、これはプログラミングでは条件分岐といいます。晴れなら外で遊ぶ、雨なら家で読書、というように条件によって処理を分けることを指します。
作る動きの確認
ここでは、「端に触れていたら音を鳴らす、触れていなければ何もしない」という動きを作ってみます。
条件の設定
まずは、「制御」カテゴリから「もし〇なら」ブロックを出して、緑の旗につないでおきましょう。
次に、「端に触れたら」という条件を設定します。条件を設定するためのブロックは「調べる」カテゴリの中に入っています。
ここでは、「マウスポインターに触れた」ブロックを使います。「マウスポインター」の部分をクリックして「端」に変えてください。できたら、このブロックを「もし〇なら」の「〇」の部分にはめてください。
これで条件ができました。この条件に当てはまっていれば、「もし」の中が動いて、当てはまっていなければ中に入らず通過する、という流れになります。
処理の設定
それでは、「もし」の中に「ニャーの音を鳴らす」を入れてみましょう。
では、実行してみます。まずは、端に触れている位置に持っていき、実行してみましょう。
音が鳴りましたね。次に、端に触れていない位置にして、実行しましょう。
音が鳴りませんでしたね。
ちゃんと条件に合わせて、プログラムの流れを分けることができました。
「ずっと」と組み合わせる
これだけだと、緑の旗をおして直後の1回しか判定されないですね。
この条件分岐の処理を「ずっと」ブロックで囲んであげましょう。
こうすると、一度実行した後、端に持っていけばその都度音が鳴るようになります。ずっとで挟んでおくことで、常に端に触れているかどうかをチェックしてくれるようになるのですね。
実際のプログラムで条件分岐の処理を作るときは、大抵の場合上記のように「ずっと」と組み合わせますので、合わせて覚えておきましょう。
まとめ
今回は「もし〇なら」の使い方について見てきました。
次回は、「もし〇なら」のパート2を見ていきます。
>>次の回へ ~ 10. もし〇なら(2) ~
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