ゲームを作ろう ~ 12. シュートゲーム(難易度★☆☆)~ | プログラミングキッズ


ゲームを作ろう ~ 12. シュートゲーム(難易度★☆☆)~

2022年6月5日

こんにちは、プログラミングキッズです。

ここでは、スクラッチで簡単なゲームの作り方を解説します。
今回は、シュートゲームを作ります。
 

作るものを確認

まずは、完成したらどうなるかを確認しておきましょう。
緑の旗をクリックして動きを確認してください。

上下キーでねこの位置を合わせて、スペースキーで前に進みます。
ねこをうまくボールに当てるゲームです。
 

開発画面を開く

それでは、スクラッチの開発画面を開きましょう。
https://scratch.mit.edu/projects/editor/


 

スプライトを登場させる

すでにねこは用意されていますので、「Soccer Ball」を3つ追加しましょう。
また背景は、「Playing Field」にしておきましょう。

このようになればOKです。
 

始めの設定

ねこは、左の方、大きさは「60%」にしておきましょう。

ボールは、奥にあるもの、中間にあるもの、手前にあるもの、を表現するために、位置と大きさを工夫します。下のように作ってください。

1こめ(奥)

2こめ(中間)

3こめ(手前)

奥にはあるものは小さくして、手前に来るほど大きくすることで、立体的な演出にしています。実行して下のようになればOKです。


 

ねこ:上下キーで動かす

次にねこを動かすプログラムを作りましょう。「ずっと」+「もし〇キーがおされたら」の形で、以下のようにプログラムを作りましょう。

出来たら実行してみてください。上下キーで、ねこが動きましたね。

ねこが動くときに、奥⇔手前を表現したいので、さっきのブロックに大きさを変えるブロックを追加しましょう。

上にいくときに小さくして、下にいくときに大きくすると、奥行き感が出させますね。
 

ねこ:スペースキーで前に進んでいく

ねこのプログラムを追加して、スペースキを押すとずっと前に進む動きを作りましょう。ニャーと鳴いて、端に着くまでずっと前に進み、端まで行ったら、また左のスタート位置に戻しています。これをさっきのずっとにはさんでおきましょう。

実行すると、ねこがニャーと鳴いて進みだせばOKです。
 

ボール:蹴られて飛んでいく

このままだと、ねこにボールが当たっても何も起こりません。

ボールの方に、もしねこに触れたら蹴られて飛んでいくような動きを作りましょう。さきほどの始めの設定の下に、追加で作ってください。

60度にして斜めに向かせた後、端に当たるまでずっと動かしています。
ここでは「まで待つ」ブロックを使って、ねこに当たるまでは待って、当たったら飛んでいく動きが実行されるようにしています。

実行して確認してみましょう。ボールに当てると、ちゃんと飛んでいきましたね。


 

他のボールにコピー

最後に、他2つのボールにも、さきほどの飛んでいくプログラムをコピーしましょう。

実行すると、すべてのボールが飛んでいきましたね。これでゲーム完成です。
 

まとめ

今回はシュートゲームを作りました。これで「難易度★☆☆」のゲームは終了です。
次は、「難易度★★☆」のゲームに入っていきます。
>> 次の回へ ~ 1. 野球ゲーム(難易度★★☆)~
 

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