スクラッチを使ってみよう ~ 14. 変数 ~ | プログラミングキッズ


スクラッチを使ってみよう ~ 14. 変数 ~

2022年6月5日

こんにちは、プログラミングキッズです。

ここでは、スクラッチ(Scratch3.0)の使い方について紹介します。
今回は、「変数」についてお伝えします。
 

開発画面を開く

まずは、スクラッチの開発画面を開きましょう。
https://scratch.mit.edu/projects/editor/
 

変数とは

変数は「値を入れる箱」と考えると理解しやすいです。

空の箱に、例えば「5」の数を入れておくことができます。
そして使いたくなったときに箱から取り出して使うことができます。

今回紹介するのは数値を扱うものですが、文字など他のデータを保存しておくこともできます。
 

変数を作る

それでは、実際に使ってみましょう。
まずは変数を作ります。「変数」カテゴリーの一番上にある「変数を作る」ボタンを押してください。

次に変数の名前を決めます。ここでは「カウント」という名前をつけておきましょう。できたら、OKを押してください。

変数を作ると、下図のようにブロックパレットとステージに出てきますね。


 

変数に値を代入する

それでは、この変数「カウント」を使ってみましょう。変数に数を入れてみます。

変数に何かの値を入れることを「代入する」といいます。例えば、「5」という数値を代入してみましょう。
代入するためにに使うブロックは「(変数)を〇にする」を使います。

実行すると、ステージの変数の中身が5になりましたね。ちゃんと代入されていることが分かります。

変数の値を取り出す

変数に値を代入できましたので、今度はその中身を取り出して使ってみましょう。
変数の中身を表すのは、丸いブロックです。これを、「〇と言う」ブロックに繋げてみましょう。

実行すると、ちゃんと中身が取り出せて、それを「〇と言う」の「〇」に利用できていることが分かります。
 

変数の値を操作する

最後に変数の値を操作してみます。「(変数)を〇ずつ変える」ブロックを使います。
実行結果を分かりやすくするために、さきほどの「カウントと言う」をずっとではさんでおきましょう。

その上で、上向き矢印キーが押されたら「(変数)を 1 ずつ変える」、下向き矢印キーが押されたら「(変数)を -1 ずつ変える」プログラムを作りましょう。

上下キーで操作すると、変数の値を増やしたり減らしたらできますね。「ずっと」にしたので、操作に合わせてねこの言う数も変わっていますね。


 

まとめ

今回は「変数」の使い方について見てきました。
プログラミングで必須の概念で、よく使いますので覚えておきましょう。

次回は、「演算」の使い方を見ていきます。
>>次の回へ ~ 15. 演算 ~
 

プログラミングキッズでは、初めての子でも丁寧に学びを進めることができます。
まずは、体験会にご参加ください♪

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