「情報セキュリティ10大脅威2018」が公開されました
情報処理推進機構(IPA)は、2017年に社会的影響が大きかった情報セキュリティ上の脅威について、「情報セキュリティ10大脅威2018」として公開しました。
同ランキングは、セキュリティ分野の研究者や企業の実務担当者など約100人による投票の結果を取りまとめたものです。
「個人」と「組織」に分けて選出しており、異なる立場でそれぞれの脅威を順位付けしています。
個人における脅威は、「インターネットバンキングやクレジットカード情報の不正利用」「ランサムウェアによる被害」が1位,2位となり前回とは変化がありませんでした。
3位にランクインした「ネット上の誹謗中傷」は昨年7位、10位の「偽警告」は昨年はランク外でした。
また、組織における脅威を見ると、「標的型攻撃による情報流出」が1位、「ランサムウェアによる被害」が2位で、前回から変化ありませんでした。一方、3位の「ビジネスメール詐欺」、4位の「公知となる脆弱性の悪用増加」、5位の「セキュリティ人材の不足」は、今回あらたに選出されており、研究者や実務者における関心の高まりが現れています。
3月下旬にはこれら脅威に関する詳細な解説資料が公開される予定です。
詳細は「情報セキュリティ10大脅威 2018」
http://tr.webantenna.info/rd?waad=bXZWysNm&ga=WAgcQC-1