28 5月

新しくRobloxの学習に挑戦しました

先週の二子玉川校のエキスパートコースでは、これまで子どもたちが慣れ親しんできたScratch(スクラッチ)を一度離れ、新たなツールとしてRoblox(ロブロックス)を使った学習に挑戦しました。
Scratchでは主に2Dのゲームや制作に取り組んできましたが、Robloxでは本格的な3Dゲーム制作が可能になります。これにより、子どもたちはより広く、より自由な発想で世界を作ることができるようになります。

まずは3D空間に慣れるところからスタート!
初めてのRobloxということで、まずは3Dの視点移動やカメラ操作に慣れるところから始めました。Scratchとは違い、上下左右だけでなく、奥行きのある空間を操作する必要があるため、最初は少し戸惑い気味の子もいました。しかし、キーボードを使って何度も視点を動かすうちに、すぐにコツをつかみ、スムーズに操作できるようになりました。

Scratchとの違いを楽しみながら、パーツ・モデルの追加に挑戦!
視点移動に慣れたあとは、Robloxでの「パーツ」や「モデル」の追加にチャレンジしました。これは、Scratchにおける「スプライト」と似たような存在で、ゲーム内のキャラクターや建物、オブジェクトなどの基礎になります。子どもたちは、自分の作りたい世界を思い描きながら、好きな形のパーツを置いたり、大きさや色を変えたりと、試行錯誤しながら作業に取り組んでくれました。
パーツ同士の組み合わせや配置を工夫しながら、それぞれが自分だけの3D空間を形にしていく様子は、とても頼もしく、楽しさにあふれていました。

子どもたちの可能性を広げるRoblox学習、今後も継続予定!
今回の授業では、Robloxの基本的な操作や考え方に触れただけではありますが、それでも子どもたちの発想力や創造力が大きく広がる手ごたえを感じることができました。Scratchで得たプログラミングの基礎があるからこそ、Robloxのより複雑な世界にもスムーズに入っていけたのだと思います。

これからも、子どもたちの成長に合わせて、楽しく・実践的に学べるプログラミング体験を提供してまいります。次回のRoblox学習も、ぜひお楽しみに!

19 5月

今年度もAIを使ったプログラミング学習に挑戦しました

今回は、プログラミング授業の中でも特に注目度の高いテーマ「AI(人工知能)」に挑戦しました!
最近ではニュースやSNSなどで「AI」という言葉を目にする機会がぐんと増えましたが、実際にそれがどういう仕組みで動いているのか、具体的にイメージできる人はまだ少ないかもしれません。

「AIってなに?」「どうやって使うの?」「本当に自分でも作れるの?」
そんな疑問に答えるべく、今回のエキスパートコースの授業では、AIを“使うだけ”ではなく、実際に自分の手で“プログラムとして動かしてみる”体験をしてもらいました。

今回使用したのは、「Scratch(スクラッチ)」をベースに開発された拡張版サービス「Stretch3」。
Scratchは子どもでも楽しく使えるビジュアルプログラミング言語として有名ですが、「Stretch3」はそこにAI機能が加わっています。
▶ 利用したサイト:
https://stretch3.github.io/

Stretch3では、なんとカメラを使って顔や手の位置、さらには目や指先といった細かなパーツまでリアルタイムで認識することができます。
授業の前半では、まずこの機能を体験し、自分の顔や手がきちんとAIに認識されているかを確認するところからスタートしました。
「顔の位置」に合わせてメガネのイラストを表示させたり、「人差し指の先」に蝶のキャラクターを止まらせたりと、インタラクティブな仕組みを自分たちで作っていきます。

「ちゃんと顔にメガネが乗った!」「指を動かしたら蝶がついてきた!」と、単にプログラムを書くというよりも、自分の身体と画面がリンクしている感覚が得られ、まさに“AIと遊ぶ”ような体験です。

授業の後半では、さらに高度なプログラミングにも挑戦。
AI拡張機能の各ブロックの役割を詳しく学びながら、授業で以前作成したゲームに拡張機能を追加するなど、より難しいプログラムに挑戦しました。
、アイデア次第でどんどん広がる世界に、生徒たちも夢中になって取り組んでいました。

「AIは難しい」から「AIって面白い!」へ
今回の授業は、ただ技術を学ぶだけでなく、AIをもっと身近に、もっと楽しく感じてもらうことを大切にしました。
最初は「AIってなんだか難しそう…」と不安そうだった生徒たちも、実際に自分で動かしてみることで「自分でもできる!」「もっとやってみたい!」という前向きな気持ちに変わっていったように思います。

これからの時代、AIはますます身近な存在になっていきます。
だからこそ、「使いこなす側」ではなく「創り出す側」としての視点を今のうちから育てていくことが大切です。
今回のプログラム体験が、生徒たちにとってその第一歩となっていればうれしいです!

27 11月

AIをテーマにした授業を実施しました

エキスパートコースでは、Scratchの作品作り以外にも、様々な学習に取り組んでいます。

今回は、AIがテーマ。
これまでテックタイムで視聴した動画で、AIについては何度も出てきましたが、具体的にどういう物なのか、どういう風に作られているのかは、イメージし辛かったと思います。

そこで、実際にAIに触れてみようということで、Scratchをベースに開発されたStretch3というサービスを使い、AIを使ったプログラムにチャレンジしました。

Stretch3
https://stretch3.github.io/

授業では、パソコンのカメラを使用し、自分が写っている時と写っていない時の2種類の写真を撮影、それぞれの写真で異なる反応をしてくれるかを実験していきました。

最初は5枚の写真だったので精度が低く、反応の違いが曖昧でしたが、写真を何度も撮影してそれぞれのサンプルを増やしていくと、段々と精度が向上、かなり正確な判定をしてくれるようになりました。

AIを実際にプログラムで使用していくことで、以前よりも身近な存在になったようでした。

今後もエキスパートコースでは、既存のカリキュラムに捉らわれない、様々な授業に挑戦していきたいと思います。

27 9月

EV3をScratchで動かす授業を実施しました

プログラミングキッズの授業で学んでいるScratchとEV3、それぞれ別々の画面でプログラミングを行っていますが、実はScratchの拡張機能を使用することで、EV3をScratchで動かすことができます。

高学年向けのコースであるエキスパートコースにて、Scratchを使ってEV3を動かす授業を実施しました。

これまで学んだEV3のブロックとは大きく違う中でしたが、前に進む動きを紹介した後は、それぞれ自分でブロックを試して、後ろや左右の動きはどうすれば見つけていました。
これまでのコースで学習を積み重ねた成果がここでも発揮されました。

プログラムとしては、キーボードのキーを押した時にEV3が前後左右に動くというもの。
EV3をリモコンを使うように動かすことができるということで、皆大興奮でした。

後半は、ロボット相撲で、基本のプログラムを基にオリジナルの要素の追加にチャレンジ。
バーを上下に動かして、相手のEV3をひっくり返すなど、プログラミングの力だけでなくタイミングや作戦も問われる試合となりました。

最後は、またやりたい!という声ばかり。
講師として嬉しい限りです。

今後も、新しい学びを通して、子供たちの可能性を広げていきたいと思います。

29 2月

2024年度の新規入会を受け付け中です

2024年度4月からの入会説明会&体験会を実施中です。

2024年1月から3月の体験会は、2024年度に入会検討している方向けの体験会となります。
先着順にお席を用意しますので、お早めに体験会にお申し込みください。

来年度は、通学校(池尻大橋校、二子玉川校)とオンライン校で実施しています。

体験会ご希望の方は、こちらからお申込み下さい。

29 2月

第3回学習成果発表会Learning NEXT 2024を実施致しました!

2/23(金・祝)に学習成果発表会Learning NEXT 2024を開催致しました。小学生から中高生まで、幅広い年代の子どもたちが一同に集まり、プログラミングを学ぶ中で得た、日々の成果を発表するとても貴重な場となりました。

今回は19名に発表していただきました。
プログラミングの成長も感じられて講師としても嬉しい時間となりました。
子どもたちもこの大舞台の経験を踏まえて、自信をもってくれるといいですね。

また、参加して頂いた保護者や担当の先生方から様々な嬉しいご感想を頂きました。

・中高生のお子さんのレベルがとても高く、小学生さんに見せてあげたいと思いました。
・人前で発表する機会があるのはとてもありがたいです。お兄さんお姉さんの作品も普段見ることが出来ないので、とても楽しそうに見ていました。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
・先生の評価の仕方がとても参考になりました。プログラミングは生活に必要な創造力をやしなえるのだと確信しました。私もやりたくなりました。

生徒間で発表を行うことで刺激となるほか、
それを見守る保護者の皆様にも発表会の意義を感じていただけたと実感しております。
また来年も開催予定ですので、さらに盛り上がるようにしていきます!

31 8月

ゲームを作ろう ~ 3. ホッケーゲーム(難易度★★☆)

こんにちは
こちらの記事では少し応用のあるゲームを紹介します。

今回はホッケーゲームを作成していきましょう。ただのホッケーではなく、スピードアップしていくホッケーゲームになります。

作るものを確認
まずは完成品を見てみましょう。緑の旗を押すとボールが動き出します。左側のバーはAキーで上に、Zキーで下に動きます。右側のバーは上キーで上に、下キーで下に動きます。跳ね返すたびにボールが速くなっていきます。

https://scratch.mit.edu/projects/694998680/fullscreen/

それでは、スクラッチの開発画面を開きましょう。
https://scratch.mit.edu/projects/editor/

スプライトと背景


スプライトはBallを1個、Paddleを2個を用意しましょう。もとのねこは削除しましょう。

背景はBlue sky 2を追加しましょう。もとの背景は削除しましょう。

ゴールラインを作ります。描画ツールで両端に赤い直線を作りましょう。塗りつぶしはなし、枠線を赤色に指定しましょう。

それではプログラムを作っていきましょう。

左右のバーの設定


Puddle、Puddle2の両方とも向きを0度にします。

Paddleの設定をします。左側のバーになるように、スタート時の位置を決めます。

Aキーで上に、Zキーで下に動くようにします。Paddleの設定はこれで終わりです。

Paddle2も同じように作ります。位置を右側になるようにし、上キーで上に、下キーで下に動くようにします。

ここまでで左右のバーの設定は完了です。次はボールの設定です。

Ballの設定その1 (スタート時の設定~ゴールまでの設定)

Ballの大きさは80に設定しておきましょう。

スタート時の位置、向きを設定します。向きは乱数ブロックを使い、右上~右下を向くような角度の範囲にします。

スタート時の合図になるように、「…と~秒言う」ブロックを用意して以下のようにします。

ここからはBallのスピードについて設定します。一定のスピードではなく、だんだん速くなるようにしたいので、変数ブロックを使います。変数を作るボタンを押して、「ボールの速さ」と名前を付けましょう。

ボールの速さを10にする、と設定します。スタートと2秒言うブロックの下につけましょう。

次はボールがいつまで動くかの設定です。~色に触れたブロックを用意しましょう。色の部分をクリックすると色の指定ができます。スポイトマークを押すとわっかが表示されるので、赤いゴールラインをクリックしましょう。

赤いゴールラインに触れるまで動きを繰り返すように、以下のようにブロックを合体させましょう。

~まで繰り返すブロックの中に、以下のブロックを追加します。オレンジの丸い「ボールの速さ」は変数の値ブロックです。先程ボールの速さを10にする、と設定したので、今は10歩動くようになっています。

ゴールした後は、ゴールと2秒言って全てを止めるようにします。

全体として以下のようになればOKです。

Ballの設定その2 (ボールがバーに当たったら反射させる設定)

スプライトのPaddle、Paddle2に当たったら跳ね返す設定を作ります。まずは以下のブロックを用意しましょう。

跳ね返すという動作を、演算ブロックで表現します。以下のブロックを組み合わせていきます。

演算ブロック(かけ算)の中に、向きの値ブロックと2を入れます。

これを~度回すブロックと合体させて、もしブロックの中に入れましょう。

ここまででも跳ね返るようにはなりますが、何度もやるとバーにボールが食い込んでしまうことがあります。挙動を安定させるため、以下のブロックを付け加えます。

跳ね返ったときに音が鳴るようにします。Popの音を追加して以下のようにします。

ここまででもホッケーにはなっていますが、「だんだん速くなる」設定をまだ作っていませんね。変数ブロックの「ボールの速さを1ずつ変える」を付け加えます。こうすると跳ね返すたびに、ボールの速さが10、11、12…と1ずつ上昇します。

ここまでで、以下のようなブロックのまとまりが出来たと思います。

上記のまとまりを複製し、「もしPaddle2に触れたなら」と変更しましょう。

これでボールがバーに当たったら反射させる設定が終わりました。しかしこのままでは旗が押された瞬間しか判定しません。ずっとブロックで囲みましょう。全体として以下のようになれば、だんだん速くなるホッケーゲームの完成です。

補足:音楽の追加

必須ではありませんが、以下のように音楽の設定をすれば、より雰囲気を出すことができます。

今回はだんだん速くなるホッケーゲームを作りました。変数や跳ね返す仕組みをゲーム作りで活用してみてください。
よりスクラッチを学びたい方は、以下の体験会にいつでもご応募ください!

05 11月

2023年度の新規入会受け付けを開始しました

2023年度の入室説明会&体験会の先行受付を開始しました
プログラミングキッズでは、2023年度の入室説明会&体験会の先行受付を開始しました。

2023年1月から3月の体験会は、2023年度に入会検討している方向けの体験会となります。
先着順にお席を用意しますので、お早めに体験会にお申し込みください。

2023年度入室説明会&体験会は、通学校(池尻大橋校、二子玉川校、溝の口校)とオンライン校で実施しています。

 
10 6月

プログラム言語の種類

プログラミングキッズでは、小学生向けのブロックプログラミングを学ぶためのカリキュラムを提供しています。系列校のコードオブジーニアスでは、中学生、高校生対象のテキストプログラミングを学ぶためのカリキュラムになっています。

代表的なブロックプログラミングはスクラッチです。多くの小学生対象のプログラミング言語としては、スクラッチが利用されています。実は、スクラッチ以外にもブロックプログラミングは存在します。というよりも、プログラミング言語はものすごくたくさん存在します。用途や目的によってさまざまな言語を利用します。

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